X(旧:Twitter)でブログ関連の投稿を見ていると、ちらほら見かける以下のようなポスト。
- アドセンス合格後に、なんと1円の報酬が発生していました!
- アドセンス収益が100円になっていました!
あなたも、このようなポストを見たことはありませんか?
中には、アドセンスの収益画面のスクショをアップしているポストも見かけます。
ところが、このようなアドセンスの収益公開が、規約違反になってしまうかもしれないのをご存知でしょうか?
規約違反となれば、最悪の場合、アドセンスのアカウントが停止されてしまう可能性もあります。
せっかく苦労して審査に合格したのに、もったいないですよね?
そこで今回は、アドセンス収益の正しい公開方法を紹介したいと思います。
アドセンスの収益は、正しく公開すれば全く問題ないのでご安心ください。
アドセンスを利用している方は、ぜひ覚えておいてくださいね。
アドセンスの収益の正しい公開方法は、意外と知らないブロガーさんも多いので、気をつけてください。
アドセンス収益を公開したら規約違反になるのか
先に結論を言っておくと、アドセンス収益を正しく公開すれば、規約違反にはなりません。
では、なぜ冒頭で紹介したようなポストは、アドセンスの規約違反になる可能性があるのか?
アドセンスの規約にはこのような記述があります↓
本第 11 条にかかわらず、お客様は、自らによる本サービスの利用によりもたらされた Google による支払総額を正確に開示することができます。
AdSense オンライン利用規約より引用
この「支払い総額を正確に開示」というのがポイントです。
お堅い文章ですが、先程の規約をとても簡単に言うと「Googleが支払う総額なら公開してもOK!」ということです。
冒頭でよく見かけると紹介したポストの「アドセンス収益」というのは、おそらく『推定収益額』のことだと思われます。
『推定収益額』とは、アドセンス画面の以下の赤枠部分のこと↓
こちらの金額は『推定収益額』という名の通り、まだ確定していない収益金額なんですよね。
なので、この『推定収益額』を公開してしまうと、規約違反になる可能性が高いのです。
じゃあ、どこの情報なら公開しても良いの?
と思ったあなたのために、もう少し具体的に解説していきますね。
【アドセンス収益】規約違反にならない正しい公開方法
規約違反にならないアドセンス収益の公開方法は、とってもシンプルです。
『支払い総額(確定金額)』を正確に公開する
たったこれだけです。
『支払い総額(確定金額)』というのは、アドセンス画面上の『残高』に表示されている金額ですね↓
こちらの金額であれば、公開してもアドセンスの規約違反にはなりません。
規約違反にならないためにも、正確に公開するようにしてくださいね。
どうしても『推定収益額』を公開したい場合は〇〇にする!
とは言え、確定金額がわかるのは翌月の2日なので、待ち切れない方もおられると思います。
どうしても『推定収益額』を公開したい場合は、金額がわからないように何かに例えましょう。
今日のアドセンス収益で、ランチに行けそう!
アドセンス報酬で、スタバの新作が飲めそう♪
といったポストなら、規約違反にはなりませんよ。
まとめ
今回は、規約違反にならない、アドセンス収益の正しい公開方法について紹介しました。
報酬が発生して嬉しい気持ちはとっっっってもよくわかるのですが、アドセンス収益を公開する場合はくれぐれも以下2点に気をつけてください。
- 『支払い総額(確定金額)』を公開する場合は、正確に公開する
- 『推定収益額』を公開する場合は、金額がわからないようにする
せっくアドセンス報酬が発生したのに、広告配信停止になってしまっては辛すぎますよね。
今回、アドセンスの規約について色々調べていたところ、「アドセンス画面のどこのスクショを公開しても大丈夫!」と明言している記事も出てきました。
ですが、「推定収益額を公開しても絶対に大丈夫!!」という根拠は見つからず…
どうやら「アドセンスの規約をどのように捉えるか」によって見解が分かれているようです。
11.秘密保持
AdSense オンライン利用規約より引用
お客様は、当社の事前の書面による承諾なく Google 機密情報を開示しないことに合意するものとします。「Google 機密情報」には、(a)本サービスに関連する一切の Google のソフトウェア、技術および文書、(b)本サービスとの関係において広告媒体の実績に関連したクリックスルー率その他の統計、(c)本サービスにおける非公開のベータ版機能または体験版機能の存在、それに関する情報、またはその規約ならびに(d)Google により提供されるその他の情報であって、機密であると指定されるか、それが提示される状況において通常機密とみなされるものが含まれます。Google 機密情報には、お客様による本サービスの利用より前にお客様にとって既知であった情報、お客様の責によらず公知となった情報、お客様が独自に開発した情報、または第三者によりお客様に適法に与えられた情報は、含まれないものとします。本第 11 条にかかわらず、お客様は、自らによる本サービスの利用によりもたらされた Google による支払総額を正確に開示することができます。
あなたは、このアドセンス規約を読んでどう思われますか?
私は、今回紹介した「支払い総額の公開」に関しては、規約に明記されているので公開しても問題ないと思っておりますが、推定報酬額は「Google 機密情報」に当たると感じました。
ちなみに、アドセンス画面のクリック率(CTR)も、正確な数値は公開NGなので気をつけてくださいね。
規約を守って、正しくブログ運営をしましょう♪
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